動画の編集環境

今日は土曜出勤の可能性があったのですが、無事休みになりました。
かなり疲れが溜まってるので、惰眠をむさぼりたいと思います。

昨日は動画の録画環境を紹介しましたが、今度は録画した動画を編集してアップロードするまでを紹介してみようと思います。

私の場合、気に入ったソフトをすぐ買ってしまうので、基本的に有料ソフトでやってますが、探せば無料のソフトでも同じことはできると思いますので、探してみてください。

まず、Dxtoryで録画したファイルはAVI形式のかなり大きなものになるので、録画時間によって作業手順が違ってきます。

それでもまずやることは、録画した動画を見て、実際に使う部分開始位置と終了位置をメモします。
これがいちばん時間がかかるんですよね。

そしてカット編集をするわけですが、録画ファイルが大きすぎるとカット編集が大変なので、先に別な形式にエンコードしてしまいます。

例えば先日公開したET動画の場合、ノーカットだと約2時間で163GBにもなってしまったので、H264 AVC形式に変換して4GBにしました。
H264 AVC形式ですと、ほとんど画質が劣化しないでファイルサイズを小さくできますので、今回はこの形式を選んだわけです。

エンコード(変換)ソフトはTMPGEnc 4.0 XPressを使いました。
H264 AVC形式へのエンコードはとても時間がかかるので、エンコードを始めたらPCが使えなくなると思った方がいいです。
ちなみにET動画のエンコード時間は16時間かかりました。

そしてカット編集を行います。
H264 AVCをカット編集できるソフトは限られるので、私はTMPGEnc 4.0 XPressのカット編集機能を使いました。
カット編集は、例えばテレビ場組のCMカットみたいに不要な部分をカットするというのではなく、必要な部分だけを切り出して別々のファイルに保存します。
AVIファイルのままカット編集する場合でも、この手順は同じです。

そして、別に撮っておいたSSや、動画から静止画を撮影して、表紙になる画像を作ります。
この画像は640×480ピクセルのPNGやJPGがいいと思います。

この時点でできあがった素材は、
・カットされた動画ファイル数点
・表紙用の画像
となります。

ここから素材を組み合わせて動画を完成させるわけですが、私の場合、CyberLink PowerDirector7を使っています。
タイトル編集が簡単なことと、場面の切り替えパターンがいろいろと用意されていて、それを使うだけで、それなりに見栄えのする動画になるからです。

この編集作業はそれぞれの人のセンスでやるのがいいと思うので、詳細は省きます。

注意するのは、編集の結果を途中で保存しながらやると、PCがフリーズしたときとかに泣かなくてすみます。

そして編集が終わったら最終的にアップする動画の元になるファイルを作るわけですが、私の場合はここでもH264 AVC形式で保存しています。
MPEG2形式でもいいんですが、なんとなくぼやっとした画質になるので、H264の方がいいかなぁ…と。

そして最後に完成したファイルをTMPGEnc 4.0 XPressを使って、FLV形式にエンコードします。
これもかなり時間がかかりますが、TMPGEncにはニコニコ動画用のテンプレートが用意されているので、設定は簡単です。

あとは完成したのをアップするだけです。

こんな感じでやってますが、実際にはかなり時間がかかっています。

駆け足で説明した感じなので、あまり参考にはならないと思いますが、いちおう環境晒しということで。w