ふと思いついて

ここ1ヶ月ぐらいのことですが、レンタルで2003年版の「鋼の錬金術師」DVDを借りて見てました。

去年、原作準拠の鋼の錬金術師FAが終わって、改めて原作を読み直したりしたのですが、そのときに2003年版のはどんなんだっけ?と気になり始めたんですよね。
当時は原作とのあまりの違いに、苦々しい思いで見ていた記憶があったのですが、今なら外伝的に楽しめるかなぁ…と。

そして昨日やっと、最終51話と劇場版まで見終わったわけです。

見終わってみて、感想を一言で言うと「これはヒドイ」

ストーリー云々の前に、主人公を含めたキャラ全員が小者すぎて、見ていて辛かったです。
1クールものとかならキャラ設定よりもストーリーの方が重要だったりしますが、4クールの大作ですからねぇ。
キャラに惚れ込むことができないと共感できないというか。

2003年版は早過ぎるアニメ化だったので、ストーリーが原作から大きく外れるのは仕方ないと思うんですが、キャラ設定をちゃんと理解しないまま映像化しちゃうのはどうかな…と。
エドはこんなこと言わないし、こういう行動しないよなぁ…アルもそう、マスタング大佐に至っては別人でしょ…。
まぁ途中からはそのギャップを楽しんで(?)いたわけですが。

とっくに終わった話に文句を言っても仕方ないですが、これから公開される新劇場版がどうなるのか、ちょっと不安だったりしてるのです。